曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

 さいたまゲームサークルが出している初心者向けシミュレーション・ゲーム専門誌SLGamer vol.2付録「バルジ大決戦」の2度目のソロプレーです。
 テーマは、1944年12月に行われたドイツ軍によるアルデンヌ攻勢。
写真の写りが悪かったので、一度お蔵入りさせたネタな為、記憶が曖昧な点が多々ありますが雰囲気だけでも伝われば幸いです。

 第1ターン:ドイツ
4箇所に及ぶ+5攻撃も唯一中央の米第106歩兵師団に対しての攻撃のみがDE。お約束ともいえる第14騎兵グループへの包囲攻撃と相まって中央の戦線に楔を穿つことに成功。
 成功と書いたが、3分の2の確率でDEが出るのに尽くDRなのは、正直痛い。緒戦にどれだけDEを出して戦線に穴を開けられるかが勝負のこのゲームでは既にドイツ側の負けの気配が・・・

 第1ターン:アメリ
余裕で戦線を再構築。

 第2ターン:ドイツ
北部とサン・ヴィット前面でDE。都市ポイントと集積物資への道が開けたのか?

  第2ターン:アメリ
南北から増援到着。あっと言う間に戦線の穴をふさぐ。

 第3ターン:ドイツ
 大規模攻勢に成功。サン・ヴィットを占領し、アメリカ軍戦線に再度大穴を開ける。
このターンが、ドイツ軍機械化ユニットが制限なく戦闘できる最後のターン。これ以降、補給切れにより戦闘力と移動力双方が減少した部隊が増える。これを緩和させるためには集積物資へクスを占領する必要があるがこのターンでは不可能となる。

 第3ターン:アメリ
 たった5個のユニットで余裕で戦線を構築できるんですよと、必死のドイツとは対照的に勝利が見えてきたアメリカ軍。
時はアメリカの味方ですから。

  第4ターン:ドイツ
 2機械化ユニットが補給切れに。
それでも、バストーニュを占領して、集積物資へクス前面まで進出する。引き分けでも後2つの都市を占領しないといけないって・・・
遠いよ、アルンヘムよりも遠いよ・・・

 第4ターン:アメリ
南北に増援を得て、バストーニュを奪還。集積物資へクス前のドイツ軍1ユニットを排除。
勝ったな。

 第5ターン:ドイツ
更に3機械化ユニットが補給切れに。
最後の力を振り絞り、バストーニュの再占領。集積物資へクスを取得して最終ターン1機械化ユニットの補給切れを防ぐ。更に中央に進出してせめて1都市でも奪取しようとうかがう。

 第5ターン:アメリ
バストーニュの再奪還。集積物資へクスを占領していた機械化師団をDEで屠る。これにより最終ターンに補給切れで無いドイツ軍機械化ユニットは存在しないことが確定する。

 ドイツ軍が引き分けに持ち込む可能性も完全に無くなったので最終ターンを残して投了。
やはり、第1ターンでの賽の目の悪さが敗因だったか。せめてもう一つDEが出ていれば・・・
 今回は、MustAttackに載せた、ルールの明確性を適用してのプレーでしたが、やはり、ドイツは勝てませんでした(さいたまゲームサークルのホームページにルールの明確化&訂正が上がりました)。
序盤の賽の目が悪いと厳しい展開になって、3ターンには結果が見えちゃう様な気がしますが、奇襲作戦を再現しているんだから当然といえば当然ともいえるし、ゲームとしてどうかと問われると、直ぐに諦めて再度プレーできていいだろ、ミニゲームなんだしとも言えるしと、結論を下すのはまだ先になりそうです(苦笑。
現状、手に入る中では一番手軽ってのは評価しています。
このゲームは、以下のネットショップから購入できます。
 a-gamei-OGM
但し、現在はどちらのお店でも在庫切れのようですね。
あと、ハウスルールとして、
 奇襲効果として「1ターンのドイツ軍戦闘フェイズに限りサイの目に-1する」
を採用してプレーすれば、序盤の突破がより派手になりますので現状のドイツに厳しい展開がましになるかも知れません。

 バルジの戦いが始まる前日、ジャズミュージシャンのグレン・ミラードーバー海峡で行方不明になりました。個人的に、1944年の12月というとこちらの方が真っ先に頭に浮かびます。
今、wikiを見ましたら、専用機に爆撃から帰還したイギリス軍爆撃機の捨てた爆弾が当たって墜落したと記載しされていました。ランカスター極悪過ぎるだろorz
何故か今もあるグレン・ミラー・オーケストラは、学生時代女友達と聴きにフェスティバルホールに行ったことがあります。