曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

日本語フルキーボード For Tabletとカスタムロムv4b

 日本語フルキーボード For Tabletのお陰で、dynabook AZがハードキーボードによる文章作成に優れたマシンという本来あるべき姿として甦ったと思いますが、カスタムロムv4bで使う場合には、幾つか問題があります。

5/17追加
akyguriさんより、左ALTキーショートカットという設定がある旨教えて頂きました。設定の入力設定欄 dynabook AZの特殊キー対応の上にあるじゃないか・・・
なので、問題は解決済みということで、以下は生暖かく見てくださいorz

日本語フルキーボード For Tablet要望のページに書き込まれていますが、残念ながらandroid2.2の問題な為に対応はできないようです。
文章だけでなく絵で表すならこんな感じ。
Jotaでの入力途中にCtlrキーの動作に問題があります。
 ハードキー配列を「変更しない」で使用

画面長押しで「テキストを選択」を選びカーソルキーで文字列を選択し、Ctlr+CでコピーするためにCtrlキーを押すと・・・

文末最終行までカーソルが飛んでしまいます。
Jotaのショートカット設定には「テキスト選択開始/終了」なる機能もあるので、日本語フルキーボード For Tabletがandroid2.2では提供しないテキスト選択をキーボードだけで使える機能が使えるはずなのですが、Ctrlキーを押すとこのような挙動をするので上手く使えません。
では、この場合に、ハードキー配列を「日本語キーボード」に変更すると先のカーソルの移動は無く、ショートカット設定は上手く動くのですが、「BackSpace」キー左横の¥キーが、「半/全」キーで切り替えても、「Shift」キー+ でも何も入力されません。
それでも文字入力に便利なこっちが良いと使っていたのですが、こちらでも問題が・・・
まず、マッシュルーム割り当てキーを使えなくなった「¥」キーに割り当てても、何故か「ろ」キーでマッシュルームアプリが起動します。逆に「ろ」キーに割り当てると、普通に半角の'\'が入力されるだけでマッシュルームアプリは起動しません。
まあ、それならマッシュルームソフトは、ステータスバーに表示されたマッシュドアーで起動すれば良いと思ったのもつかの間、マルチメディア関連のキーが使えません。
音楽再生のオンオフや曲送りが出来ないのは、音楽を聴きながら使っている私には非常に痛いので、ハードキー配列を「変更しない」で使うしか選択の道がなくなりました。

 但し、上図のように、Jotaには、Ctrl+ではなくMenu+で使うショートカットキーもあるので、結局、「変更しない」にして、Menu+ のキーでコピーする等して誤魔化すのがベストでしょうねえ。

因みに、Menu+ のショートカットキーで操作するなら、gEitorの方が若干機能が多いです。

「単語選択」を選ぶと上図の様に自動で範囲を選択してくれます。が、任意の範囲を選択できるわけじゃないので、基本はJotaのときと同じ(汗
FSKARENやAndroid3上のIMEの様にキー操作で自由にコピーする範囲を選択できると良いのですが、妥協すべきなんでしょうね。
 実は、妥協したくないのでand3v05RC1に焼き直したら、やっぱり内蔵SDの容量が少ないは、ジョルテやTuneIn Radioの一部機能が使えなかったり、ミニミニプラネタリウムが強制終了で起動できなかったりと相変わらずの問題だらけ。
初期化したら直るかと期待したのですが、内蔵SDが壊れているからとマウントできなくなって終了。
2chで提供してもらった日本語キーボードレイアウト用ファイルはちゃんと使えただけに残念でした(但し、and3v05RC1で追加された機能のwifiキーによる電源オフやHDMIキーによるスリープはできませんでした。ファイルの提供者さんも一部の特殊キーは未対応っておっしゃってますからね。)。
ファイルの提供者さんに感謝。
あと、2.2にバンドルされていたデ辞蔵もTitanium Backupでバックアップしたapkファイルをインストールするだけで使えたので、ポメラ的用途で最強の環境に出来たかもしれないのになあ・・・

 折角なので日本語キーボードレイアウト適用時のコマンド(2chの該当スレも見てください)。

su
mount -o rw,remount /dev/block/mmcblk0p1 /system
cd /sdcard/data/  (ファイルを内蔵SDのdataフォルダに展開した場合)

(ファイルのコピー)
cp nvec_keyboard_org.kl /system/usr/keylayout/
cp nvec_keyboard_org.kcm /system/usr/keychars

(元ファイルと新しいファイルのリネーム)
cd /system/usr/keylayout/
mv nvec_keyboard.kl nvec_keyboard_bak.kl
mv nvec_keyboard_org.kl nvec_keyboard.kl

cd /system/usr/keychars
mv nvec_keyboard.kcm nvec_keyboard_bak.kcm
mv nvec_keyboard_org.kcm nvec_keyboard.kcm

 再起動

v4bと比べるとand3v05RC1はマウス操作が非常に多くなって、タッチパッドが馬鹿なAZではストレスが溜まりますねえ。で、v4bにもあるHomeキーによるタスク切り替えアプリのTask Switcherが便利でしたよ。android3な方でこの手のツールを使っていないのなら、一度試されることをお勧めします。