曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

英語版eComStationでの日本語入力、ちょっと成功

 まだ諦めていなかった日本語入力。
OS/2にあったWindows3.1実行環境ことWin-OS/2。こいつを使って、今回成功しました。とはいえ、クリップボード経由では文字が化けるので保存したテキストをeCS環境のエディターで表示させてからコピー&ペーストという手順なので勝ったけど、負けたって微妙な喜び(汗
 さて、英語版eCSにあるのは、英語版仮想DOSとWin-OS/2。当然、そのままじゃ日本語アプリは使えません。
で、今回使ったのは、Win/V。
て、何だ?ってなるのは、DOS/V登場以前を知らない若い人や、おっさんでも私みたいに個人所有のパソコンを持ったのがWindows95登場以降なんて新参者(えええええっ。
wikiによると、「C・F・Computingによって開発された、英語版Windowsまたはその互換環境で日本語Windowsアプリケーション、日本語Windowsかな漢字変換(IME)、漢字TrueType/WIFEフォントを使用可能にする環境ソフトウェアである。」とのこと。
ということは、MS版Windows3.1環境より優れていたと噂されるWin-OS/2なら使えるんじゃないかと試すと成功しましたよ。
 ところで、肝心のWin/Vをどうするんだって話で、検索するとデモ版を使って試せって話が出てくるわけでしてそこにリンクも貼られていました。
これ以上は法に触れそうなので自己責任で検索してください(おひ
デモ版なので、期限か機能に制限があると思うのですが、どこにあるんでしょう。そこに書かれていたエラーも出ないし(機能制限だけで、使用可能期間とかは無いようです)
まあ、OS/2ユーザーだと何人かはWin/Vのディスケット(フロッピーディスク)を持っているのでしょうけど。
 インストールして再起動すると日本語フォントも106キーボードも使えるようになります。MSIMEのインストールは別途必要ですが、幸い、ATOK9もインストールして使えます。ちなみに、一太郎6は、ディスク容量を誤認して空きスペース0って表示さえるのでファイルの保存が出来ませんから使えませんorz
それでは、アプリの登録。今回使わせてもらったのは、「なんでもできるゾ!エディタ」。
何でアプリの登録がメインなんだって思われるかもしれませんが、正直、Win-OS/2って一太郎用の郵便番号辞書を作る為とJava1.4.2で日本語を使うためのフォント取り用としてしか存在意義がなかったから、使い方が分らないからw

 New...を選ぶと日本語版の「登録とグループの作成...」

 アイコン登録とグループの作成画面なので、Itemを選択。

 ソフト名をローマ字(日本語名は不可)で登録。Command Lineはアプリへのパス。

 アイコンが登録されました。

 アイコンをクリックしてソフトを起動。Atok9、しかも106キーボードでの快適な入力ですよ。
とはいえ、入力中の文字が凄く小さいから目の悪い方には大問題かも(大汗。

 この文章をクリップボードでeCSへ渡すと、何か残念な結果がRClip(クリップボード拡張ソフト)に表示されています。

 で、この文章を保存(日本語ファイル名は不可)してやります。「なんでもできるゾ!エディタ」のフォルダーにテキストファイルを作って毎度上書きすれば簡単かと思います。

 eCS側からエディターで開くとこの通り、ちゃんと日本語が表示されますし、コピーすればRClipにもきちんと表示されますので、コードページを932にした大半のアプリに貼り付けられるはずです。
因みに、あれだけ素敵に日本語表示されるv2cの書き込み欄には、文字化け状態でペーストされます・・・
あと、gene英語辞書/2は、フォントを指定してこんな感じに英語版対応。タイトルバーのアプリ名の文字化けは解決できなかったので素直にローマ字にして逃げました。こちらの文字化けは解消できましたが、タスクトレイのソフト名はやっぱり文字化け。
OS2.jpのフォーラムに書かれていた特殊記号ですが、tabletDBCSMAPを使えば簡単にコピペできるかと。ついでに、顔文字なら顔文字にゃん用にテキストを編集しておけばおk。別に漢字やjava用のパスとかでもいいですけど。私は、rexxの構文を登録したりしていますし。
 さあ、これで日本語問題が一歩前進したと思います。次はWin-OS/2日本語版を英語版eCSから起動させることですね。
多分ですが、日本語版ならコピーの問題も解決されるはずですし、アプリももっと動くはず。それに、Win/Vのライセンスの問題も解決しますので、これは大重要かと。
 ちょっと試して思ったのですが、持って来るWin-OS/2関係のMDOS以下のファイルはVGA環境のものにして、eCS側もVGAにしてからconfig.sysのwinos2のコメントをwinjos2に変更してからSNAP等のビデオドライバをインストールしてから試すべきかと思います。何かエラーも吐かずに起動に失敗しているのを見ると、意外と詰まらない原因だったり。
て、こんなの当然の初期条件か(汗
それならお前やれと思われるでしょうが、VGAに戻して起動してもリブートを繰り返すようになって、ACPIをオフにしても同様にリブートし続けた私の環境だとちょっと勇気がいるんですよね。
バックアップは今回もとりましたけど、何度か日本語環境をレストアしようとして最後にパスが通っていないとかいうエラーを吐かれて失敗したりもしているので尚更です・・・
誰もやらないのなら年内にやるでしょうけど、流石に疲れました。当分は、環境構築を続けて普通のパソコン使用を楽しみたいと思っています。