曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

新機材到着

 まず、新経緯台としてアイベルオリジナルK型経緯台セット(1万4100円税別)。

ベストセラーのミザールK型経緯台と三脚のセットです。
注意すべきは、元がセレストロンMAK90向けセットの為、アリガタは付いてきませんので、別途専用アリガタレール(1200円税別)を注文する必要があります。
まあ、Vixen規格のアリミゾなので別に無くても問題はないのですが、カメラや双眼鏡をつけるときにあると便利なので、追加しました。
さて、実際に触ってみたK型経緯台は、悪くない感じ。ただ、垂直方向のクランプが使いにくいので、できれば逆方向に付けて欲しかったり。
あと、ネットでは全然触れられていませんでしたが、アリガタ固定ねじが凶悪すぎ。
一度絞めただけで、塗装がとれて白い粉が点々とorz
何しろ、ポルタみたいにねじの先端が加工されているわけでもなく、更に細い1/4インチねじサイズなのでアリガタプレートを削るのが前提みたいなもので・・・
Vixen プレートホルダーSXみたいなのが付けられるといいのですが、情報を見つけられず残念。
せっかく買ったんだから専用アリガタレールを使ってカメラ用ねじで接続も考えましたが、不要な重量と高さの増加に抵抗があって保留。
で、間に何か咬ませてやろうってことで、色々と考えた末に、パソコンのスロットカバーを試してみました。

実際には、手元に余っているロープロファイル用スロットカバーを使いました。

 紛失防止も兼ねて紐をつけています。
まあ、K型経緯台に載せる鏡筒なら2kg台と軽いでしょうから落下とか大丈夫だと思いますが、試すのは自己責任でお願いします。
あと、もっと良い手がありましたら教えて頂けるとありがたいです。

因みに、以前A80Mf用に買ったバッグに入れてみると余裕で入りました。
ポルタみたいに経緯台部分が重すぎてバランスを取れないってことも無いです。まあ、その分安定度と耐加重が違ってくるわけで。
90cmくらいの大きさで、もう少し持ち運びしやすいバッグが安くあるといいのですが、これで持ち運びも可能になりました。
 ついで、アイピースの追加。
5mm、10mm位でアイレリーフが10mm以上あるものを買い足そうかと思いましたが、取り合えず、持ち運びと暗がりでの利便性を考えて、評判の良いセレストロン 8-24mm 1.25 ズームアイピースを購入。

 Sky-Watcher UWAアイピースと並べてみる。
着いた日に薄曇の中で雲の切れ間が出た瞬間に VMC110Lで使ってみた時には、微妙な見え味で高倍率側が使えないって印象でしたが、昨晩晴れ上がった空で BKP130で使ったところ綺麗に見えました。続いて、VMC110Lでも使ってみると前回とは違い格段に見えて、アイピース、鏡筒どちらにも問題が無いみたいで一安心。
しかし、F値と口径が違うと分っていてもBKP130と比べると暗いのが歴然でちょっと悲しかったりして。
まあ、適材適所、完全に住み分けできているので、どっちが上とは言えないのですが、安い機材を使っている貧乏人の癖に要求が多いのは、我ながらお恥ずかしいところでして。
ところで、以前、4万くらいだと予算オーバーとか書いていましたが、既にオーバーしているってのは、なんと言いますか、現金(経緯台)、カード(鏡筒、アイピース)の別払いで支払い月が違うから別腹と言うかなんと言うか(汗
 さて、こんな時間に更新しているのは、土星木星が同時に観測できる時間に起きたからでして。
ただし、寝る前と違って空が雲に完全に覆われて観測できなさそうですよorz