曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

新高山登れ1114

 台湾旅行に行ってきました。

終戦まで日本領の台湾ってこともあって何か国内旅行の延長みたいな気がしたけど、現地はすっかり中国文化圏でした。

故宮博物館
国民党が大陸から持ってきた中国の至宝を所蔵。

忠烈祠
衛兵の交代式は、正にトイ・ソルジャー。
日本人観光客が多かったですね。支那事変での犠牲者への罪悪感を刷り込む意図も無いともいえないけど、逆にこういう英霊への敬意を示すのが普通っていう事を今の日本人に教えてくれているという良い意味に捉えました。
ちなみに、男子の小トイレはスペース有効利用ともいえるんですが、正面に相手の顔が見えるニイハオ・トイレぽいレイアウトでしたw

九 人偏に分(チュウフン)
ジブリアニメのモデルという建物。
ここでは、旅行で唯一食事ががっかりでした・・・

ホテル前の交差点
とにくかく、スクーターが多い。街中もなんか昔の松屋街みたい(汗

横断歩道の信号も車用の信号にもタイマーあり。
大阪駅前にもありますけど、こっちは信号が青に変わるまでの時間じゃなくて赤に変わるまでの時間です。
母親も一緒の旅でしたので、余裕を持って横断する為の判断にとても良かったです。
そういや、各バスの後ろにはドライバーの名前プレートが付いていました。

国父記念館の孫文
大陸、台湾両方での国父とされる革命家。
日本の近現代史に詳しい方から見れば、こんな裏切り者の記念館に行くなって叱られるかも・・・

台北そごう横のモノレール駅とモノレール
交差点で電動車椅子に乗ったおばちゃんと片腕の無い方が日曜雑貨を売り歩いていました。
こういうのって、子連れの花売りってイメージがあったのですがね。
まあ、日本でも戦争で障害者になったって物乞いとかがいたのが昭和50年台の始めくらいまででしたっけ。
ああ、でも、こっちは物を売っている商売ですから一緒にしたら失礼ですね。
 日本語の看板もかなりありましたが、すっかり中国化されて日帝残滓はあまり感じられないのが現状。
夜店とかとにかくエネルギッシュでした。台北は200万くらいの人口らしいですが、大阪よりもっと猥雑で人が溢れていました。
外食する文化ってのも大きいんでしょうけど、まあ吉野家程度の値段とは言え、日本人から見ると貯蓄せず老後どうするのって心配しちゃいます。
フィリピンとかから労働者を受け入れているらしいんですが、3年で一旦帰らせるって制度らしいです。でも5万人くらい行方不明で不法滞在者の捕り物が行われるらしいです。
日本も経団連がやりたがっている外国人労働者の受け入れですが、こういう割り切りというか使い捨て感覚がいるんでしょうねえ。それが嫌なら最初から辞めておけと。
 そうそう、パリでテロがあったていうのに、出国時に空港で六角レンチを持っていると叱られました。
もって行った鞄が普段VMC110Lを入れているバッグで、VMC110L用のアリ型プレート付け替え用のレンチを入れているのを忘れていました。
小さなもので、関空ではスルーだったんですが、台湾では見つけられて、捨てられちゃいましたorz