曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

シネ・リーブル梅田は良いぞ

 今日は、ヨドバシ梅田で洗濯機を買った帰りにシネ・リーブル梅田に寄って「誰のせいでもない」を見てきました。
ヨドバシを出た時点で上映開始時間まで20分しか無かったので、行くのを止めそうになりましたが地下道を通った時点で10分以上あったので余裕で入れました。
この作品は、巨匠ヴィム・ヴェンダース監督7年ぶりの劇映画新作。
個人的には、「ベルリン・天使の詩」以来の氏の新作でした。
最後の和解までの展開で、ちょっと評価を下げそうになりましたが、これは仕方の無い展開かなあ。
誰も悪くないっていうのは分かっていても、人の悲しみや怒りといったものはどうしようもない。ぶつけられない感情というものを抱え続けるというのは、ある意味最悪な状態なのかもなと思わせられます。
 で、こんな素敵な作品を公開しているシネ・リーブル梅田。
日本のメジャー作品やハリウッドの大作とかじゃなく映画好きが好みそうな作品を公開している小劇場。
今日はメンズデーで1100円で見られましたし、年会費1000円で常に1300円以下でみられるお得な会員制度もあってお奨めです。
個人的には、近日公開の「ミス・シェパードをお手本に」が見たいですね。