曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

転ばぬ先のPalm

 いつまで経っても問題解決しないデスクトップでのArcaOSの運用に見切りを付けて、ThinkPad E440にインストールしてみました。
Windows7との共存は諦めて、専用機にしましたorz
ただし、今回インストールは終了したのですが、正規の5.0.1では最終起動に失敗する為に、ごにょごにょした末での成功となりましたので、「使えるのかじゃあ中古市場で探そう」って方は5.0.2が出るまでお待ちを。

ちなみに、Bug trackerを覗いていたら、ArcaOS 5.0.1.8でAMD製CPUを使ったPCでのトラブルが解決したって書き込みがありましたので、もう少しで出るんじゃないかと思います。
さて、本題にもどって、インストール終了後の問題解決。
音が出ないという問題は、今月でた最新のUniaudioで解決しますが、この機種では/A:1オプションをつけないと駄目でした。
 ヘッドフォンを接続しても、スピーカーからも音が出て意味をなしませんでした(追記)。
あと、USBが全く反応しない(マウスを接続しても通電すらしない)のは、BIOSUSB3.0サポートを無効にすることにより解決。
マウスポインタが勝手に引かれていくのは、AMOUS.sysにSMPオプションを付ける。
しかし、タッチパッドを無効にできないとか専用のユーティリティが無いのは結構痛いです。
Wifiドライバはまだですので、現状、こちらで紹介されているトラベルルータを使うのが簡単、廉価な解決策みたいですね。
さあ、ここまでくれば後は、Win-OS2にWin/vを入れて、ATOK9とエディターを入れれば運用開始となるところでしたが、Win-OS2が起動しない・・・
どうも、VDM(仮想DOS)自体が使えていないようで、単体で起動しても一切の入力を受け付けません。
ツイッターでつぶやく程度の日本語入力がスタンドアローンでできないのは正直使う気が半減なので途方にくれました。
何しろ、Win/Vを見つけるまでの苦労といったら、私がプログラマならCANNAPOBoxといった日本語入力システムを移植できるのでしょうけど、そんなの無理!
もう、VirtualBoxOS/2を入れて軽量版WPSに入れ替えてテキスト入力専用環境を作ってとも思いましたが、VirtualBox+OSの起動時間を考えるとたかがテキスト打ちするのに1分以上待つとかありえないと、これは最後の選択肢にする。
そうこうするうちに、PalmエミュレーターだったPOSEのWindows版をODINのpe.exeで起動して使った事があるのを思い出しました。
倶楽部白龍(パイロン)ってOS/2でのPalm運用方法を載せていたホームページの記事をPDFで公開しているっていうのにorz
で、日本語入力できたのは画像もあるから覚えていますが、入力結果をコピーできたんだっけと試すことに。
しかし、Palm社のサイトは既に無く、自己責任なサイトで落すことに(滝汗
あと、日本語版Palmのロムもこいつが無いと実機を持っていても抽出できないのですよね。
で、日本語版PalmOS3.1のロムが落せるサイトがあるので、こちらは、AndroidPalmエミュレータのPHEMをキーワードに検索してもらえると出てくるはず。
さて、お待たせしました、実行結果です。

 相変わらずでかい(汗
長文の入力はしたくないですが、ツイッターやプログラミング中のコメントとかちょっとした書き込み程度なら問題ないようです。
それから、コピーするときは左下のMENUボタンを押すとメニュー一覧が表示されますのでそこから選択してください。