曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

NO RETREAT!をソロプレー

CMJから再販されたNO RETREAT!を購入していたので、ルールを読んでソロプレーしてみました。

最初、キャンペーン・シナリオに挑戦しようかと思っていたのですが、早々に5ターンまでのバルバロッサ・シナリオに変更しちゃいました。

で、まずは、初期配置のルーマニア国内3へクスがどこかってことで躓く。

オリジナルのVPG版のマップを元に推測したところ、ツイッターで助言を頂いて以下の通りに確定しました。

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CMJ版のマップには右側(以下、東側)に白いラインが引かれていますが、この赤いラインの東側の完全へクスのみを使用します。

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で、マップ下部、南に当たる3カ所がルーマニア国内となります。

赤いラインから東の完全へクスがエキスパンション・キットである『NA BERLIN!』を除くシナリオにおいてのマップ西端となりますので補給や増援などの時に注意してください。

さて、プレーする前にCMJのサイトにもサマリがありますが、それと個人のサイトで公開して頂いているサマリがあるのでこちらも使うとかなり理解が楽になります。

注意点は、枢軸の補給源の説明がNA BERLIN!用。ということと、カードの使用制限の1戦闘に1枚という記述。FAQのカードの質問の項の記述など曖昧な記述がありますが複数枚使用可でいいと思います(要塞攻略が可能になるカードの組み合わせがあって、展開が派手になります)。

えらそうに注意点とか書きましたが、本当に良いサマリで助かりました。公開ありがとうございます。

今回、ちょっと疲れすぎでサマリーを自作する意欲がわかなかったです。このゲームは、PDFのルールブックが無いですしね。

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第1ターン。枢軸の攻撃。

丸バッテンのマーカーの場所が攻撃予定へクスで、上から、北、中央、南、ルーマニアと攻撃可能なユニットが指定されて戦区が分かれています。中央で包囲というのが基本の展開か。

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南方軍集団だけ撃ち漏らす・・・

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ソ連のターン。晴天時は戦闘後前進が2へクス。機甲は3へクスという暴力的なシステムなのでカウンター・ブローの対応を含めとにかく接敵しない作戦で戦闘を避けて後退するソ連軍。

第1ターンはカードも無いし仕方がないと思ったけど、実は4ターンまで攻撃せずで耐えました(汗

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第2ターン。枢軸の攻撃。

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第2ターン終了時。3ターンから泥濘が始まり、移動力が最大で3。戦闘後前進が1となるので、セバストポリの前で守備すれば戦闘後前進で占領される恐れもありません。

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第3ターン、枢軸の攻撃。

レニングラードの部隊を要塞歩兵にいつ出来るのかってのが不明確(自由らしい)ですが、これはイベントフェイズでいいのかな。

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第3ターン終了時。

このターンに配置できるセバストポリの守備歩兵も配置時に要塞歩兵化が可能としてプレーしています。

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第4ターンからは降雪、枢軸のターン終了。

レニングラードは列車砲+フォン・マンシュタインのコンボで6:1にこれに降雪(枢軸軍の攻撃のみL1シフト)と地形効果の修正後3:1でDRで陥落。セバストポリとどちらにするか悩んだのですがモスクワに圧力を加えたかったのです。

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第4ターン終了時。

南方でソ連が初の攻勢。戦闘結果表が枢軸とソ連とそれぞれ専用の物があるので注意。

ルーマニア軍が耐えた一方、ハリコフが奪還され、ドイツ軍2個ユニットが包囲されます。

モスクワとセバストポリ前面のドイツ軍ユニットへのカウンターブローは膠着で失敗。

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第5ターンドイツ軍のターン終了。このターンは、同じ降雪でもL2シフト。包囲された部隊の解放に成功もカウンター・ブローによる戦闘比1:3以下攻撃に対する戦闘結果の自動CSによる反撃でルーマニア軍が壊滅、ドニエプルペトルフスクが奪還され南方に大穴が空きます。

これにより解放部隊の補給が切れますが、鉄道輸送によりユニットを隣接させることで難を逃れます。この場合、ハリコフが補給源になるのでこれは間違い。

枢軸側は、トゥーラを占領、ハリコフの再奪取をするもVP10で勝利条件を達成することに失敗したので、ソ連のターンを待たずに枢軸側の敗北で投了しました。

あと、戦闘結果CSの反撃時にもカードや支援マーカーを使えます。なので、両軍の支援マーカーはイベントフェイズに受領し双方ともにそのターンの終了時まで手元に置いておいて相手のターンの場合にも使う場合があります。

カードの戦闘支援も基本は1戦闘のみに使用で、特に明記しているカードのみ複数の戦闘に影響を及ぼすと理解していると判断に悩まないと思います。

難しいゲームじゃ無いと思うんですけど、何か微妙に優しくないルールブックやコンポーネントで結構悩みました。