曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

老人と宇宙(そら)読了

 ジョン・スコルジーのSF「老人と宇宙」を読了。これで2回目。
近所の図書館に行ったら「遠すぎた星 老人と宇宙2」が置いてあったので読んだら凄く面白かったので思い出すために再読しました。
今、検索したら3部作の最終話も既に早川から出ているようで探さなくては(買えよ)。
「遠すぎた星 老人と宇宙2」は、今年読んだSFの中では一番面白かったです。って読むのが遅すぎなのか(苦笑)。
 SFと言えば某巨大掲示板で「涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト」の元ネタとしてスタートレックのストーリーが上がっていました。
同じ時間の繰り返しって聞いて最初ヴォイジャーシリーズの「時空侵略戦争」が浮かびましたけど、これは違う結末を得るために時間の分岐点を遡ってやり直すというもので違っていますね。確か前後編もので前編は凄く面白かったけど話のまとめ方が無理やり過ぎて拍子抜けした記憶があります。
さて、元ネタと上がっていたのは新スタートレックTNG)の「恐怖の宇宙時間連続体」。
TNGと聞いて最終話の三本ナセルのエンタープライズが出てくる奴と勘違いして、違うだろって思っていましたら単に見ていない話でした。
検索するとアップロードされているサイトがヒットするので、見たい人は探してみてください。
これを見ると、アニメで何話も繰り返すネタじゃないですね。3話くらいで終わらせていれば面白い試みとして評価する人のが多かったでしょうに。
消費者に迎合するばかりじゃ駄目とは思いますが、それとの妥協点をさぐれないのはどうかなと。
しかも話数の制限が厳しいアニメでは少しでもストーリーが進んで欲しいってのが人情でしょうし、原作ありじゃ引っ張ってもファンを驚かす効果も知れているでしょうに。
 けど、スタートレックが元ネタなのかしら? タイムトラベル物って人気のジャンルですから多分他にあるような気がしてなりませんね。
ファンとしては、他の作品に影響を与えたのなら嬉しいところですが、実際は映像として上手くまとめた作品として有名だっただけじゃないのかな。