曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

大丈夫、金庫の鍵なら金庫の中にありますよ(ドヤ顔)

 何か、そんな台詞が頭の中をぐるぐると駆け巡りました・・・
さて、eComStation2.1(英語、日本語両方)のインストール完了後驚かされるのは、マウスポインタが動くのにクリックしても何の反応も無いこと。
これは、Amouseのドライバを組み込むのですが、肝心のAmouse関連のConfig.sysの行をコメントアウト(REM)しているという素敵仕様が原因。
まあ、こんなの原因さえ判れば、キーボードさえ動けばどうって事がないので、ちゃちゃっと書き換えてリブートしてお終い。

[追記] 実は、恐ろしいことに、リブートしてインストール後最初に出て来る環境設定画面を使ってConfig.sysを書き換えると、中途半端に元に戻しているのか、Amouse.sysの行が再度REMされています。で、最初の書き換え時にREMしたmouse.sysと合わせて完全にマウスのドライバ行がコメントアウト。そのせいで、Amouseusub.sysがロードされないという・・・
このように、OS/2ってConfig.sysにドライバ行があってそれを起動時に読み込んでいくんですね。
で、ドライバの出来が悪くてハードの認識ができなかったり、設定を間違っていると、ドライバをロードできなかったってそこで止まって、Enterを押してくれたら、ここをスキップして起動プロセスの続きを続けますってなるのです。
さて、今回、ここでキーボードを認識しなくなってEnterを押せなくなりましたw
なんだそれくらい、起動し直して、Alt+F1で回復選択画面を出してデスクトップアーカイブから以前のConfig.sysを呼び出すか、コマンド窓を出してTedit Config.sysだろ常識的に考えてと普通のOS/2ユーザーなら多分思うはず。
それに、前回紹介したManagement console使えよってなるのもわかる。
しかし、回復選択画面からは、全てEnterを押せって画面で止まるw
そして、恐ろしいことに、Management consoleからドライブにアクセスすると、テキストエディターなら空っぽ。コマンドプロンプトからdirを走らすと「sys0318: メッセージ・ファイル oso001.msgが見つかりません 」と表示されます。
最初は、直ぐにManagement consoleを使ってこのメッセージを見て、電源オフでの強制終了でハードディスクに作った全部のドライブがアクセスできない状態になったのかと思い、再インストールしたんですよね・・・
でも、二度目では再起動させると起動プロセスを実行するのに気づいて、どうにかConfig.sysにたどり着こうと試行錯誤。
しかし、Config.sysの1行を書き換えれば全て解決するのに、それにアクセスする方法が無い現実に直面(大汗。正に、金庫の中の鍵w
 結局、ご飯が無ければ赤福を食べたりんさい。じゃなくて、金庫にもう一つドアを付けてそこから鍵を取り出すような、そう、もう一つeComStationをインストールして解決しました。
今回インストールしたのは、何度も失敗している英語版2.2ベータじゃなくて英語版2.1の方。なので、まあ、ドライバとか日本語入力とか試したい環境なのでこの労力は惜しくはないけど、キーボードが反応すれば全くこんな問題に出会うことも無かったのにと、これは、絶対にBugtrackerに書いてやる。
ついでに、20GBという物凄く小さな領域をインストールドライブに指定してJFSでロングフォーマットしたら3時間半くらいかかりました。フォーマットプログラムが壊れていますって報告したら駄目ですかね?
ちなみにHPFSで64GB以下のドライブにもかかわらずフォーマットできないという問題はマジであります。2.2ベータなら出来るんですけどね・・・