Warpstock Europe 2019でデモが行われていた、Alexander Taylor氏による移植版OS/2用Wnn(WnnIM for OS/2)ですが、先日からTwitterでは報告していたように、漢字変換時にエラーがでていたのですが、ようやく漢字入力に成功しました。
先ほど、テスト結果を報告したので、Alexさんからの連絡待ち状態です。
Twitterに直に入力しようとしたところ、漢字変換する文節毎に文頭に差し込まれたので、一旦、エディターに入力してコピペ(汗
OS/2版OpenOfficeでは入力できなかったので(できないのは、OpenOffice側の問題)、IBM Worksのワープロで試す。
エディター同様、インライン入力できますね。
このブログでの入力画面、漢字の入力では、画面下に入力文字と変換候補がでますが、選択後はちゃんと入力されますし、ちゃんと行の後ろに入力されて、こちらは問題なし。
「ん」を入力しようとすると、n+'で入力しないと「日本語」nihonngoと入力すると「にほんんご」となってしまったりコツがいりますが、良いですね。
ちなみに、WnnIM for OS/2は開発途上ということで、一般公開されているのは、漢字入力ができないバージョンですが、こちらも教えてもらった最新版へのリンクを紹介していいか確認する予定です。
とりあえず試したい方は、上記リンクからFreeWnn-1.1.1-0.a023.0.i386.rpm
をダウンロード。
rpm -i FreeWnn-1.1.1-0.a023.0.i386.rpm
wnnhook.dllとwnnim.exeはこちらから。
Config.sysには以下を追加。
SET WNNLIB=x:\usr\lib\wnn
SET JSERVER=localhost:1
> SET WNNLIB=c:\usr\lib\wnn
は、要らない?要らなくなるかも。
私は、ArcaOS 5.0.4にWnnが付いてくるみたいに考えていましたが、別途インストールする形のようなのと、Alexさんは多忙でWnnにかける時間が限られているそうです。
まあ、ArcaOS 5.0.4が出たらバージョンアップする予定ですが、ちょっと待たせすぎですね。5.1も5.0.4のリリースから9から12ヶ月後ということなので、ますます遅くなっています。
これを補ってくれるWnnIM for OS/2には期待大ですが、負担にならない程度で頑張って下さい。
あと、ArcaセンターというかX-workplaceとデスクトップの日本語文字化けですが、コードページを932 850で起動してやると解消されますね。ただ、起動時エラー表示がでますし、キーボード配列は英語のままなので実用的じゃないのが、5.0.3です。
5.0.4で改善されるといいのですが・・・