曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

PCX160で、宿泊ツーリングに行ってきました 2の2(甲府、三保松原編)

松本編に続くロングツーリング二日目です。

地図の様に松本から南下して甲府を経由して三保松原で富士山を見てから帰るコースです。

ホテルで朝食を取り、8時過ぎにチェックアウト。

ツーリングの計画では、諏訪湖に寄る予定でしたが、腰の筋肉が張ってきているので一気に甲府に向かうことにします。あと、名物らしい牛乳パンも断念。

先ずは、武田神社へ。

ここは、武田信玄の居住していた躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の跡地に建てられており、武田信玄を祭神としています。

能舞台

実際に演舞している時に来たいものですね。

この奥へどんどん進みます。

何か発掘調査していますね。

来た道を戻ります。

武田神社をあとにします。

同市内にある善光寺長野市の牛に引かれての善光寺じゃなく甲斐善光寺

当山は、開基武田信玄公が川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(一五五八)御本尊善光寺如来像等を奉遷したことに始まります。

甲斐善光寺

と立派な謂れがあります。

11時を過ぎて、早く着きすぎて無理かなと思っていたお店の開店時間(11時半)に丁度合いそうとお店に向かいます。

奈良田 本店でほうとうを頂きます。

30分近くかかりますよとのことでしたが、丁度良い休憩と待つことに。

旅先の郷土料理は食べないとね。

でも、冬ツーリングの服とカイロを3枚身体に貼った状態で食べるので凄い汗がw

雪が静かに降る夜に囲炉裏を囲んでほうとうを出されたら尊死しますね。等とネット用語を使ってみる。

ここからは三保松原に向けて走るだけなのですが、高速に乗るか下道で行くかでマップでも30分くらいしか違わないので、あわよくば裏富士を見たいと下道で行くことに。

ただ、インターの手前で富士山らしき頭が山の合間に見えただけで、その後はひたすら山沿いに走るのみで完全に失敗でした・・・

そもそも、あれ富士山だったのだろうか?全国にある何とか富士みたいなのを見間違えたとかだったりして(汗

まあでも、裏富士(美しさは表より上だそう)はじっくり見たいので、いつの日か再訪したいものですね。

で、三保松原の「みほしるべ」に到着。

天女が羽衣を掛けた松は三代目だそうです。

海岸に降りた時点では富士山は見えずで、「ええっ!天気が悪くて見られないの?」と焦りましたが、どんどん海の方へ歩いて行くと富士山が見えてきます。

写真だとうっすらですが、肉眼ではもっとはっきりと見えました。

もう、欣喜雀躍してしまいました(汗

関東の人には見慣れている富士山でしょうが、関西住みの私は新幹線とかからしか見ることがないのですよね。

昔は伊勢の朝熊山の頂上(今だと伊勢志摩スカイラインの駐車場)から見えたとも聞きますが昭和の終わりにテレビで売店の人にインタビューをしていて一度も見たことが無いと言っていたそうなので三重県出身の私も東海地方とは言え見慣れていないのですよ。

そういや、ゲームマーケット秋に行った時寝台列車サンライズの車内から見て以来でした。

名残惜しいですが、帰宅の途に就きます。

さてさて、ここからは地獄編(おひ

東名高速に乗って直ぐに日が落ち夜間走行となります。

く、暗い・・・

阪神間の有料道路のイメージで道路沿いに灯りが付いているものと勝手に思っていたら全く無しで、しかも街明かりも月明かりも無いので本当に真っ暗。

これは疲れそうだから気を付けないとと、先ずは小笠PAで休憩します。あと286km。

で、走っていてちょっと集中力に欠けると30分くらい走ったところで気分転換に浜名湖SAで給油しました。こちらはリッター189円(あら、以外と安い)。

ここは、バイク用の給油スペースがあって驚きました。

さあ、この後は岡崎SAで餡巻き、チーズ餡巻きを買うんだと自分を励ましながら走りますが、岡崎SAは東明高速ということで幻のSAでした・・・

Googleマップさんにルート選択お任せだったので失敗しました。岡崎SA経由じゃなく単純に自宅でルート選択してましたから悪いのは私ですが(汗

夜道に神経をすり減らしながらも速度を維持しますが愛知県に入ってから雨が当たり始めます。降ったり止んだりでレインウェアを着なくてもいけるかと逆にペースを上げますが、名古屋に近づいて湾岸道に入るまでに完全に降り始めました。

どこかで着替えないとと思いながら結局長島PAまで走ってしまいます。

伊勢湾岸自動車道では若干風も強くなり濡れた路面も相まって、これはやばいとつぶやいたり。

晩ご飯を食べてエネルギー補充。

疲れていたせいか今年食べたカレーで一番美味い!本当に美味かったw

それくらい美味しく感じる状態だったのですね(滝汗

レインウェアを着てシートバッグにもカバーを掛けてと完全雨装備に。

マップの表示では残り2時間かからないので覚悟を決めて一気に走ることにします。

で、いざ走り始めるとシールドが曇って前が見えない!

休憩前は全く問題無かったのにと思いながらも一気にスローダウン。シールドの下を少し開けますが全然晴れてくれない・・・

ああ、ヘルメットを買うときにお店のお兄さんが薦めてくれた曇り止めのパーツ、確か3000円だったかをけちったせいで、死ぬほど怖い思いをしているのかと後悔しきり・・・

ご免なさい、どん亀でご免なさいという思いとこれ以上というかこの速度でも下手すりゃ死ぬという恐怖でバイクに乗ってこんなの初めてでした。

しばらくして、70km前後で走っているトレーラーの後ろに付けて漸く危機から脱出。

新名神に入ったところで雨が止みトレーラーとお別れしてちょっとだけペースアップ。その後凄く長いトンネル内でシールド全開で走ってみたらどうにか曇りが取れて、その後はシールド下を少し開けただけで曇りを抑えることができたので90km前後のペースに戻って帰ってくることができました。

開けたシールドから入る風が冷たくて気持ちが良かったです(違う

燃費が落ちていますね・・・ 

あと、オイルの警告灯。6ヶ月点検は終わっているので消さないと(汗

写真を撮り忘れたのですが、前日の朝走り出した時は2022kmだったので二日間で930km走ったことになります。

10時過ぎに着きましたが、一時は11時くらいかもと思ったので随分挽回したというか・・・

皆様も冬の寒さ対策も大事ですがシールドの曇り止め、これは死活問題なので万全の対策でツーリングをお楽しみ下さい。自分、本当に反省しきり。

夜間、雨の高速道路走行なんて経験ないかと思ったら、昔、帰省するのにバイク(CB400SF)で夜に帰ったことがあって奈良辺りで降り出して上野か伊賀のドライブインでホンダのビート(軽オープン、2シートミッドシップスポーツ)に載っている方に話しかけられシールドに塗るのに撥水剤のガラコを頂いたのを思い出しました。

でも、季節が違うと全然違うアクシデントが起こるのですね。最初の計画通り宿が取れていたらこの時期にロングツーリングはしていなかったと思いますが、二度と同じ轍は踏まないように対策しなくては。

最後はみっともない姿をお見せしましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

286km