曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

Writing Heads/IM32用辞書作成の際の忘備録

 Writing Heads/IM32(以下、WH/2)は、OS/2及びeComStation日本語版における標準IMEのことです。
私はOS/2ではATOK8 for OS/2を使っているのですが、これの郵便番号辞書を作る為に作ったスクリプトを流用してWH/2用の郵便番号辞書も作っています。
さて、前回が平成22年6月30日データということなのでほぼ3年ぶりにATOKとWH/2用の郵便番号辞書を作りました。
ATOKと違ってWH/2用の辞書ファイルは、元データ(日本郵便提供)のダウンロード→解凍→編集→辞書作成と一連の作業が1時間かからない楽ちん作業だったはずなのに、VPC上のOS/2で辞書ツールが起動しないし、実機で試したら、「正書が長すぎる」とエラー吐きまくり・・・
最大31文字まで登録できるので、それに合わせて住所も編集しているはずなのにと悩みまくり。
3年たったせいで元データの形式が変わってしまいおかしくなったのか、それともOS/2環境が壊れたかのかと、色々悩み悪戦苦闘しましたが、ヘルプを眺めていて旧辞書形式(最大16文字)になっているじゃないかと、漸く気づきましたよorz
で、こんな感じに設定して辞書に変換します。

 あと、辞書は以下のように登録します。


WH/2は、辞書が複数でも一度登録すればATOK8みたいにファンクションキーを使って辞書の使い分けをしなくても、通常の文字入力+変換で該当する住所が候補に出てくる優れもの。
IBMがもう1、2回バージョンアップしてくれていれば、かなり良いIMEになったかも知れない残念な奴なんですよ。
 作成した辞書ファイルは、いつもの様にVectorに登録して、公開されるのを待っている状態です。