Windows10への移行によりVirtual PC上のOS/2 Warp4環境が使えなくなったためにサボっていた、OS/2用郵便番号辞書の作成を行いました。
先ほど確認したところ、Vectorで公開されていましたので、必要な方はダウンロードしてください。ATOK用の辞書は、各種OSの該当するATOKで使えます。
ATOK8、9用辞書
http://www.vector.co.jp/soft/data/writing/se466923.html
Writing Heads/IM32用辞書
http://www.vector.co.jp/soft/os2/personal/se468078.html
さて、日本語OS/2環境の構築ということで、Virtual PC上の仮想HDも「バーチャル マシン追加機能」を削除しておけばVirtual Boxでそのまま使えたのですけど、PCの買い換えも絡んだのと、https対応のFirefoxをWarp4に入れるのが面倒ということで、今回eComStationの日本語プレビュー版に環境を構築しました。
ちなみに、日本語プレビュー版は、もう入手不可なので、eComStationのサイトが生きていても購入しようなんてしちゃ駄目ですからね。
次に問題は、日本郵便のサイトがhttpsになってしまって、郵便番号データのzipファイルの一括ダウンロードを任せていたsslurp!が使えなくなったこと。
幸い、OS/2版のWgetが使えたので助かりましたが、ファイルの一括ダウンロードのオプションでは上手くいかなくて、ミラーリングのオプションを試したところ上手くいきました。
今回、1年以上間が開きましたが、恒例の年末じゃなくてこの時期に作ったのは、Windows版の一太郎2021プラチナを購入したからだったりします。
OS/2版一太郎のユーザーも、ちゃんとバージョンアップ対象のユーザーとして扱ってくれて、本当にありがたいです(汗。
ダウンロード版とパッケージ版の値段が変わらなかったので、パッケージ版を購入しましたが、中身はすかすかで、ダウンロードファイルを保存するDVDメディアと手間の分安かったって感じです。
ちなみに、OS/2版一太郎と比べるとこの違い。しかも、OS/2版はフロッピーディスク版なんですよね。でも、ATOKの変換がおかしくなった時にジャストシステムに問い合わせたら、各種修正適用済みのインストールCDを送ってくれたので、以後はそのCDのお世話になっていますけど。
ありがとう、対応してくださった女性の方。
一太郎5 for OS/2をeComStationで動かし、今回の最新郵便番号辞書を使ったシーン。
古いATOKもWH/IM32も文字数制限があるので、ダウンロードしたファイルをそれぞれの辞書に対応したテキスト形式に変換する際に制限超過の文字列を一括削除しているために、上の様に「)」がなかったりします。
ああっと、ArcaOSの日本語版が出て、一太郎とこの辞書を使ってくれるOS/2ユーザーが戻ってくれると嬉しいのですけどね。一応、今年らしいけどね・・・