曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

OS/2版、最新Qt Engineのテスト用簡易ブラウザが動きました

今月の初めにニュースが飛び込んで来たのですが、肝心のQt5関連のファイルがインストールできずに諦めていたのですが、本日、無事に起動に成功しました。

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インストールに失敗していたのは、Readme.txtに書かれている「QT5」が間違いで「qt5」じゃないと、Arca Noae Package Managerでのファイル検索に失敗してインストール可能一覧に表示されなかったため。

あと、run.cmdで実行とか書かれていますが、CMDファイル自体がありませんので、簡易ブラウザの実行ファイルを直接クリックしてください(追記:多分、RUN!のことかと。まあ、使わなくても上記の通りブラウザは起動します)。

まあ、これは、Qt WebEngineをテストするだけの為のものなので、ちょっと閲覧する程度はできても(ブックマーク機能も無い)、動画サイトで動画を再生するとかは、難しい感じでした。

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Qt5の開発への寄付は、当初の目標金額の42000€は達成したのですが、見積もりが甘くて御免なさいということで49000€へと変更されています。

リンク先のオンラインショップから寄付するのが一番安い金額を選択できると思いますので、よろしければご協力お願いいたします。

 

Hearts and Minds: Vietnam 1965-1975をソロプレー

2年くらい前に購入してサマリーを作りかけのままで放置していた、「Hearts and Minds: Vietnam 1965-1975」をソロプレーしてみました。

これ、元はWorthington Gamesから出版されていたものですが、Compass Gamesから第3版としてデザインも一新して出版されています。

和訳の方は暇人工房のN村さんが第2版用を公開して下さっていて、多少の違いもありますが、プレーに大きな支障はないはずです。

今回の記事は第3版で違っていて躓いたりしたところを主に紹介して、できれば第3版の和訳を作ろうかなと興味を持って頂けるとすごく助かるのだけどという下心一杯で行きたいと思います(まて

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初心者がプレーすることの多いと書かれている1966年シナリオのセットアップ。

第2版では、山地州には山のイラストがあるとルールブックにありますが、第3版では茶色で囲ったエリアがそれです。この辺りはCompassのサイトにエラータがあります。

沿岸州に関しても記載が無いようですが、これは普通に海沿いでいいみたいですが、Zone 4のKien Giang州も該当します。

ユニットの外洋海軍は大きめの軍艦、砲艦は小さめのイラストの方、空中騎兵はヘリのイラストとなります。

南側のブルーカードNo.20 OPERATION MENUは、第3版では1969年カードでなくなっているので、Blue側のカード数は3枚に減っています。

上記エラータの最後に1969年カードに修正したカードの画像が付属しています。あと、ブルーのNo.5にRESPONSEが抜けていたのの修正と米軍ベテラン面で数値が抜けているユニットが2個あった分の画像も付いています。

何の説明も無く添付してあるので、エラータの最初のカードの修正なのかとちゃんと見ていなかったので、エラータが出る前に聞いた情報をそのまま適用していました。申し訳ありません(1/29訂正)。

BoardGameGeekには、ブルーのNo.16の修正された画像のPDFがアップされていますが、和訳の方と違いは無いので英文のまま使わないのなら落とさなくても問題はなさそうです。

ルールブックの19で、クーデター発生の0以下は「以上」の間違え。

勝利判定の終了時判定とEnd-Game Goalは同じ(別々に使われているので、一緒だよねって確認したくなる程度)。

ルールブックのプレーの例は、これを見ないと分からないルールや適用が書かれているので、読み飛ばさないようにする方がいいです。

勝利条件は、北ベトナムの政治意思を減らせば南ベトナム側の勝利、増えれば北の勝利と、あれ?政治意思は南ベトナムや米国の方じゃないのとちょっと違和感があります。

政治意思の増減にはユニットの除去と州の支配が関係しますので、それを目的に部隊を動かしカードを使うこととなります。

普通のカードドリブンのカードと違いカードの数値は各種アクションとカードのイベントどちらかというのではなく、それらを数値の範囲内で使うために消費されます。

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南ベトナムに侵攻した北ベトナム軍とベトコン。北ベトナム軍に対し米軍は爆撃機により各1ユニットを吹き飛ばします。

爆撃にはカードのRP(リソースポイント)は不要ですが、1年は4ラウンドということでこの分のカードは普通は余分に余る流れとなるようです(レスポンスカードとかで消費もあり)。

爆撃機をターン中のアクションの一つとしてRPなしで使用し、カードの残りのRPを使用して続けてプレーするのが正しいみたいです。

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1966年終了時点。1HAWKということで、北ベトナム側の勝利となります。

ショートシナリオは、開始年と終了年を決めてプレーすることができるので、こういう年単位も可能です。

ちなみに、第3版には、SOLITAIRE PLAY GUIDEもついているので、これも翻訳されるとソロプレーゲームとしても楽しめるのかも。

 最後に、マップをよくご覧ください。マップの右端にあるのが北ベトナムのゾーンです。そして、このゲームでは南ベトナム軍や米軍といった同盟軍は南ベトナムからは基本出ることができません。北爆とかありました(特別ルールあり)がこれがベトナム戦争の姿を現していて興味深いですね。

ツイッターでもつぶやきましたが、シリア内戦のように南ベトナム内戦って言った方がすっきりします。そりゃあ、米軍勝てないわ。

そうそう、このゲームを買うずっと前に光人社の「わかりやすいベトナム戦争」って文庫を買って積んでいたのですが、ぱらぱらとめくるとベトナムの州と都市の名前が書かれた地図が掲載されていた(P37)ので役立ちそうです。というか読まないとですよね。

 では、簡単な紹介でしたが興味を持たれる方が増えてくださると嬉しいです。

ひげの大佐追悼、史上最大の作戦(エポック)

今月の6日にひげの大佐の愛称で知られた、ゲームデザイナーの鈴木銀一郎氏がお亡くなりなりました

昭和のウォーゲーム・ブーム世代としては、知らない人はいないという有名な方で、デザインされたゲームを所有、プレーされたって方も多いと思います。

残念ながらお会いしたことも、お姿を見たことすらない私なので、氏のデザインしたゲームをプレーして追悼とすることにします。

ゲーマー復帰後に買った「日本機動部隊」と「朝鮮戦争」もありますが、高校時代に買って当時一番好きだった「史上最大の作戦 D-DAY」を選んでみました。これも今でもサンセットゲームが再販してくれているので入手が可能です。

一番好きだったと言いながら、実はマップを広げることすら30年以上していないという事で、今回はルールのおさらいとしてサマリーを作成しながらのプレーとなりました。

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マップを広げてみて驚いたのは、地名等がローマ字表記だったこと。国産ゲームは基本カタカナ読みで表示されていると、いつの間にか思い込んでいました。

「ウォーゲームは難しくない」ですよ。

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さて、初期配置。ユタ海岸に部隊がいますが、空挺降下、艦砲射撃と絨毯爆撃が終わってからの第1移動フェイズに登場が正しいです。

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カーン近郊に降下するはずだった英第6空挺師団は、全て降下失敗。

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ユタビーチの近くに降りる予定の米軍第82空挺師団のグライダー部隊はカランタンに降下してドイツ軍に排除されてしまいます。第101空挺師団も2ユニットが降下失敗。

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絨毯爆撃は全てをカーン前面の平地に展開する第21装甲師団の1ユニットに投入(画像では空港へクスに置かれていますが、カーン前面の配置指定されているへクスに配置していました)。

1個爆撃失敗なだけの16戦力でドイツ軍虎の子の装甲ユニットを壊滅させます。

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艦砲射撃による砲弾の雨が上陸地点を叩き、オマハビーチ以外は全てクリアーな状態に。

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第1ターン終了時。オマハビーチも損害も出さずに上陸成功となりました。ユタで反撃された空挺部隊に損害が生じています。

本当は英本土港湾ボックスに第3ターンに上陸する部隊を編成しておかないといけないのですが、サマリー自体はほぼ完成したので一応省略しています。

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第2ターンに増援として出てくる、ドイツ第12SSと装甲教導師団。パウル・カレルの「彼らは来た」とこのゲームで装甲教導師団のファンになったって方が私の他にいるかもしれませんね。

本当にチートな戦力。英米機甲師団は5-3のユニット3個と砲兵なんですよ。

こんな胸躍るゲームを出してくださった鈴木銀一郎氏に感謝と哀悼の意を表します。

模型でする聯合艦隊 シナリオ6 第5戦隊の凱歌

1/3000の模型でする聯合艦隊やるやる詐欺だった新マップと模型製作グループ・船ハムカツさんの3D模型による「スラバヤ沖海戦夜戦」です(日本海軍の艦船はフジミ模型製)。

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シナリオ的には2枚のマップを使う予定ですが、拡大マップ、98x74㎝と圧倒的に大きいんですよ。なので、1枚を使ってずらしていく戦法。

このマップでも駆逐艦以上はアクリル台からはみ出ますし、へクスからもはみ出ますが、現実的にプレー可能なサイズとしてはこれくらいが限界かも。A4で出力しているので、それをA3に拡大コピーすれば簡単に戦艦対応も出来るんですけどね。そんなのどこでプレーしろと・・・ 連結マップの真ん中に手が届かないし(汗

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第五戦隊の移動に続き、ドルマン艦隊の砲撃が始まりますが、1/2の前方射撃と軽巡の砲撃力では重巡には歯が立ちません。唯一の希望、CA ヒューストンの砲撃も損害を与えることはならず。

逆に、日本軍の砲撃フェイズでは、旗艦デ・ロイテルに1W(兵装打撃)を受けますが、追加打撃は無し。

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日本の第2移動に続き魚雷フェイズ。

羽黒の放った日本海軍必殺の酸素魚雷はデ・ロイテルに1本命中しますが、不発。あれ?長期戦か?と那智の放った魚雷はパースに1本命中で、雷撃損害判定の賽の目は1!なんと5P(推進打撃)で、パース撃沈!

勝利判定の保護水準値は、CL撃沈の20と1Wの2の合計22で、-6となり、日本軍側の勝利条件が確定します。

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これを覆すためには、ターン終了時までに日本軍に損害を与えないといけないのですが・・・

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連合軍第1移動フェイズの後の日本軍の砲撃フェイズで、またしてもデ・ロイテルが1Wの損害を受けます。これで、計2Wとなり、デ・ロイテルの砲撃力は半減してしまいます。

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連合軍第2砲撃フェイズも不発に終わり、1隻も魚雷を積んでいない連合軍の攻撃はこれで終了、ゲーム終了となりました。

模型趣味がないので塗装とか無理と逃げていますが、今回のモノクロマップは夜戦という舞台にはぴったりで、白黒写真での戦況報告みたいで味があって良いと思ったのですがいかがでしょうか?

船ハムカツさんには、是非第三次ソロモン海戦に登場する連合国艦艇を出していただいて、模型戦をしてみたいものです。それまでには、戦艦を含めた艦隊機動を上手くできるようになっておきたいものです。

今年は、とうとう1度も対戦をせずに終わりますが、コロナ禍を克服したら是非対戦プレーをしたいものです。カブト会とミドルアース大阪の皆さんよろしくお願いいたします。

パソコンを買い替えました

10年前に買ったhpのデスクトップですが、起動時にブートマネージャーのAirbootが表示されるまで5分くらいかかったり、終了するのに数分かかったりするので、買い替えました。

まあ、不調の原因は年10数回しか使っていないArcaOSの入ったハードディスクかそれ周りの様でしたが、気が付いたのが注文してからだったのと、流石に良い機会だと諦めが入っていたので、意外と悔しくありませんでした。

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Lenovo ThinkCentre M720t Tower。電源を入れるとiの赤い丸が光りますよ。

ArcaOSを運用することも考えて、2台目のハードディスクを搭載できる機種を選んだのですが、GPT方式なの今のところArcaOSでは使えないようです。

まあ、そのうち、以前のパソコンで使っていた1TBのハードディスクをバックアップ用に取り付ければ活用できて問題なしでしょう。

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ArcaOSはVirtualBoxで当面は運用することにします。MITAYOがニュース板での新規取得ができなくなっていて、ちょっと泣きそうになったのは内緒。連絡するかな?ここ、見てくれているといいけど、お話したときの感じじゃ見ていないようだし。

新パソコンのセットアップは、言語で日本語を選んだはずなのに英語で進んでしまい、Lenovoだし、インストールが終了したら日本語なんだろうと勝手に判断して後でネットで調べまくって日本語環境を再構築しました・・・ 英語から日本語に変更するだけだと文字化けするんですよ。

あと、インストール途中にマイクロソフトアカウントを求めてくるのとか、知らんがなってノート起動しましたよ(汗

とはいえ、流石にCPUもi3からi5にアップしましたし、メモリも8GBと倍増で快適ですね。SSDなので起動もあっという間ですし、以前ならFirefoxがタブクラッシュしていたgigazineのヘッドラインニュースのページも問題なく表示されました。

10年前のスタンダードパソコンに負けちゃそれこそ問題ですけどね。

あと、PCリサイクルで、エコゆうパックで送るみたいなんですが、その梱包が厚手のビニール袋2枚でも可能となっていて、目が点に。

10年前に処分した時には買った時の箱に詰めてか、箱を送ってもらってそれに詰めてって流れだったので、買った時の大きな箱を残していたのですが、いつの間にやら不要になっていて、普段スペースが無いって愚痴っているだけに釈然としない気持ちにw

そういや、その時のエプソンダイレクト製のデスクトップも長いこと使っていて、PC

リサイクル施行前で処分は有料だったんじゃなかったかなあ。

 

グリッズルドを購入

第一次世界大戦を舞台とした協力型カードゲーム「グリッズルド」とその拡張「グリッズルド ご命令どおり!」を購入しました。

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コンパクトな箱ということで、第一次世界大戦のキャンペーンゲームAH「西部戦線異状なし」と並べてみる。

普通スマホとかじゃねえのとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、我々の界隈では「AHのボックスか。ああ、これくらいの大きさね」と分かっていただける共通認識です(おひ

いきなり拡張版まで買っているのは、ソロプレー用のルールがあるということと、これを導入した方が勝てるということだったから。

ちなみに、ソロプレー用と言っても、実際に使うルールは基本ルールで拡張で追加されたミッションカードは使いません。あとは、サポートタイル(裏がコーヒーカップのイラスト)がソロ用に変わるのとソロ用のルールだけ。基本ゲームのルールを読んだら、拡張のソロルールを読むってのがソロを真っ先にプレーする場合の最短距離ですよ。

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ソロプレー開始。一人で3人のグリッズルド(老兵?)を扱います。3人のグリッズルドってのは2人プレーの時もそうみたい。1回目のミッションは、二人がカードを使い切って撤退して作戦成功(追加:写真を見ると笛が3枚で敗北の様です。勘違いか、何か違う行動をする前に撮ったのかちょっと分かりません)。

右上の25枚のカード(試練の山)をすべて使い切り下のハトの平和カードが見えた状態で手持ちのカードを使い切れば勝利です。その左にあるカードの山(残り士気)はミッション終了時に残っている手持ちのカード枚数にソロならプラス2枚が試練の山に追加されていきます。残り士気の山が無くなって、下の記念碑カードが現れたら負けとなります。

画面中央下に並んでいるのはその兵に付加された苦難カード。これはサポートタイルによって除去される以外は基本ゲーム終了までこのままです。

あとは、ガスマスク、砲弾、夜や雪等の同じカードが3枚並んだら負けとなるので、それを避けながらカードの山を減らすことを目指すのですが、出すカードが無いから撤退しようとしたら苦難カードで撤退できないとか罠が一杯。そのうえ苦難カード自体が一人に4枚並ぶと負けとなります。

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笛(襲撃の意味)が3枚となり敗北です。

全員で6人いるグリッズルドを入れ替えての2戦目。

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2戦目も見事敗北・・・

カードの下側にカード裏面のイラストが添付されたのがトラップカードで、カード実行時に追加で1枚試練の山からカードを引いて、即時実行しないといけないという凶悪ルールがありますが、これを除外してプレーしても勝てそうもないのが何というか。

劇むずじゃないですか!

って、面白くないっていう意味じゃないですよ。戦争を終わらせるための戦争と言われ、延々と続く塹壕、漂う毒ガス、叩きつける砲弾、鉄条網による突入阻害と機関銃による十字砲火等々。

同郷の幼馴染が皆で生きて帰るってのが元々無理ゲーなんですよね。そういう不条理に立ち向かって皆で生き残ろうっていうのがこのゲームだと分かっていればこんな苦難等全然へっちゃら。あれ?目から汗が・・・

で、拡張込みの2人プレーを一人でやる方がミッション達成率高くて良いかもとか思いますが、やっぱり対人プレーをしたいところです。

普通はこういう苦難を乗り越えてとか戦争とかをテーマだと対戦相手に困りそうですが、ウォーゲーマーなら全く心配しない不思議(汗

マイナーテーマのゲーマーな我々は既に皆戦友。日頃から苦難を乗り越え、友情を育みミッション(ゲームプレー)に挑んでいるのですから(何か良いこと言った様などや顔)。

ナポレオン2作品

以前紹介したワグラムの他にも今年はナポレオン関係のゲームを買っていまして、まず「Napoleon 1806」。

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イエナ・アウエルシュタットの戦いで有名な1806年戦役をテーマとしています。

英語ルールブックのバージョンによっては書いてあるみたいなのですが、「移動させるユニットを指定してから」カードを取るという流れがゲーム的に面白さが増すと思います。じゃないとカードの数値に合わせてより最適なユニットを選ぶことができてしまうので。この点は先日のミドルアース大阪で、ルールをすり合わせた点。

人気、評価とも高い作品ですが、ソロではそこまでだったのでルール確認で終わっています。それでも写真をみると4ターンくらいまでやっているみたいですね。

カード和訳の訂正が小さなウォーゲーム屋さんに上がっていますので、ゲームをお持ちでまだ落としていない方はダウンロードしてくださいね。

あと、個人的にイメージが浮かばなかったのと1806よりちょっと高いってこともあって買わなかった同システムの「Napoleon1807」もあります。ゲームとしては1807の方が面白いという話を聞いてちょっと悩みましたが、持っている方がいるので我慢かな。それと豪華なのはいいのですが、箱がデカいんですよ(汗

ついで、ワーテルローの戦いをテーマとしたこちら。

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WATERLOO: Napoleon's Last Battle

エリア・インパルス・システムでのワーテルロー会戦。この規模のゲームを持っていませんし、エリア・インパルス・システム自体が初めてです。

いきなりウーグモンを迂回して左翼の騎兵が騎兵突撃を敢行、オーバーランで再前進しています。それに対して連合軍はブレーヌに歩兵を前進して防御を固めます。

騎兵が孤立するのを防ぐために歩兵部隊を前進させたのはいいけど追加で投入できそうな部隊が騎兵だけで、さてどうしようと初プレーらしい初々しさが溢れる盤上(おひ

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2ターン開始時。

中央のフランス軍もじわりと連合軍に接敵して本格的な戦闘の開始に胸が高まります。

てな感じでルールのサマリーもできたし、ルールの疑問点も大体解決したので、撤収かな。

このゲームのルールブック、同じことが飛んで書かれているうえに、違う書き方や追加条件が書かれていて頭が混乱して本当に嫌いなタイプでした。

それと、インパルス終了判定に日没って表記はないだろ、まだ午前中のターンだぞとか、裏返った面が不活性面で、指揮官駒の表裏を問わずに指揮可能になったのが活性化とか(奥歯ギリギリ。

でも、書かれていることは難しくないのでインストしてもらえばスンナリとインプットできると思います。

あと、砲兵の項目に騎馬砲兵の記述がすっぽり抜けております。項によっては書き分けているので一見すると含まれていない様に読めますが、ほぼ含むで行けるはず。

一方騎兵突撃は記述通り騎兵だけです。

あと、プロイセンの増援は終了フェイズにゾーンに登場して次のターンから戦闘に参加と普通の解釈でいいです。ルールブックを読むとコマンダー&リーダーが活性化してインパルスフェイズを直ちに実行するようにも読めますけどね。

ゲームには直接関係ないですが、ワーテルローwikiにある日本語表記の地図がリーダー名や地名が分かってゲームに没入するに役立つかと思います。ただ、連合軍側の表記が一致しないのでそこが残念かと。

でも、フランス軍側さえ分かればいい。って、完全にフランスよりの考え方(笑

ルールに前進っていう項があるのですが、フランス軍使えないだろって、エリア支配の項目も含め読み間違えているかと確認しちゃったほどです。

こっちは、1806よりソロでも楽しいと思いますけど、やっぱり対戦したいところですね。

次は、HEARTS&MINDS:VIETNAMのサマリーを印刷したので、お試しプレーをしたいところですが、ハンニバルワルシャワ1920やらやりたいゲームがいっぱいなので、どうなることやら贅沢な悩みですね。