曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

SS北海道侵攻をプレー(基本ルール)

だって、第2版ルールブックを譲って頂いたから。

ありがとうございます。

実は、MustAttackのフォーラムで違いをまとめて下さっているのですけどね。

それを反映したルールブックを作るのが面倒なのと字が汚いので・・・

あと、マップの留萌に港湾マークがありませんが、第2版ではソ連軍の補給源となる4つの港の内の一つなので、港と扱うのが正しいと思われます。

第1ターン、名寄の3CTを空挺の空中機動と5移動力機甲兵力で包囲して殲滅が定石か(シミュレーターNo.22)。

空中機動もZOC無視は出来ても通常移動で移動出来ないへクスには進入できないので、相手ユニットの上を飛び越えて移動はできませんので注意が必要です。

第2ターン終了時。

SDF側には、6ターンまでソ連軍ユニットが4へクス以内に入るまで移動出来ないという制限があります。尚、同一師団のユニットの移動制限が解除された場合は上記の条件を満たさない他の同一師団のユニットも移動可能となります。

空中機動による包囲を避けるために、早々に旭川を撤退する自衛隊

自衛隊が市民を見捨てたとか言ってマスコミが騒いでいるのが目に浮かんで辛い・・・

このターンの増援に第1空挺師団が登場していますが、空輸、空挺降下は制空権を有していることが条件の一つなので、6ターンまでソ連航空優勢が続くというルールの規定によりそれ以降となります。基本ゲームは8ターンまでだから登場できないケースもあり?

3ターン終了時。

青森から来る第9師団と初期配置のSDFユニットはステップロスの状態で配置されます。それと毎ターン来る補充ポイントを使っての戦力の回復は敵のZOC内では不可なので隣接されていない部隊を完全戦力にしていきます。

第4ターン終了時。

6ターンの終了を待たず、このターンでSDFの移動制限が解除され、全ての部隊が移動可能となりました。

ところが、ソ連軍は複数のユニットで同じへクスを攻撃する場合は同一師団のユニットでなければならない(例外部隊あり)というルールの存在に気づくorz

他にも攻撃時のダイス修正とか色々とやらかしているのですが、ルールを覚えるために続行することに。

第5ターン終了。

南部で補給切れ部隊と共同で1:1攻撃をしちゃっていますが、補給切れユニットはZOC無し、攻撃不可、補給源に向けての1へクスの移動のみと制限がかかります。2版のルールブックはバラバラに書いていて、あれ?ZOCのことしかペナルティーがないな、おかしいなとか思いながら(汗

6ターン終了。
戦闘後前進したソ連軍がついに札幌隣接へクスに到達。
7ターンからは、ソ連軍の補給判定が復活。あと制空権は、ソ連優勢からダイスの目により流動的になり、3分の2の確率でSDFに制空権が移ります。

さて、札幌に隣接したソ連軍ユニットですが、SDFのZOCにより補給線が切断されています。このゲーム、ルールブックに味方ユニットの存在による敵Zocの無効化という記述がないのでこの様になります。なかなかに厳しい。

ソ連軍は6ターンまでは補給確認が不要なのでここまでに無理をしてでも前進しないと勝てないと言うことかも知れません。

また、青森から青函トンネルを通ってくる第9師団ですが、通常移動ルール、1級道路ということで、戦略移動でないとしてプレーしていますが、通常移動が戦略移動を含んでいるとも読めると対戦時には事前調整案件かと。

第7ターン終了。
航空優勢は・・・

SDF!
補給切れが多数出たSDFですが、第1空挺師団の乾坤一擲!
留萌市前の平地に降下し留萌を通過して旭川手前で敵補給線を切断。

流石は空の神兵(違うけど、そうw

航空優勢がSDFということで、空輸されて在日米軍が登場しています。

ありがとう日米安保

基本ゲームの最終ターンとなる第8ターンが終了。

このターンも航空優勢は、SDF。
第1空挺師団による補給切断と留萌港奪還により、留萌港から上陸した増援部隊がさらに包囲網を縮め、札幌近郊からソ連ユニットの除去にも成功しました。
結果、「札幌、千歳、苫小牧にソ連軍ユニットが隣接していない」の勝利条件達成でSDF=日本の勝利となりました。

ソ連側は、7ターンに航空優勢が取れない場合は第1空挺師団の降下が必ず行われる(そうじゃないと次のターンにソ連軍を補給切れにできないから)と考えて補給船の確保に気を配らないといけませんので、今回の様な劇的な降下作戦はなかなか出来ないかも知れませんが、興奮した一瞬でした。

今回、プレー中に出た疑問点をツイッターで挙げていったのですが、str_takeshiさんと窪田さんから多くのご意見と回答をいただきました。休憩時間にツイッターをみたら凄い考察数になっていて参加できずに申し訳ありませんでした。

改めてありがとうございます。

さて、この中で一番問題になったのがこちら。

「山地へクスは道路沿い(のみ)に進入可能」となっているのだが、この場合に道路が通っているAのへクスからのみ攻撃できるのか、Bを含むのか。

また、その場合に戦闘後前進と退却は道路の通じたへクス(A)からのみなのかBも含むのか。

私は最初Aのみから攻撃可能としてプレーをしていたのですが、ツイッターでの意見を踏まえ、攻撃がZOC内の敵ユニットに対して行う旨のルールの記述と山地にZOCが及ばないとの記述がないのでABから可能として途中からプレーをしました。

また、戦闘後前進と退却も道路を考慮せずということに変更しました。

この部分も疑問が残る点で対戦時には事前調整しておく方が良い部分だと思います。

また、山地に進入は道路沿いだけど、出る場合は書かれていないから道路沿いかそれ以外も可能なのかって問題もありますし、空中機動の場合はと疑問は広がる・・・

ここ、道路に沿った移動以外は全移動力とかでも良かったんじゃないのかなあ。

デザイナー(おおっ!大サトー何故)がお亡くなりになっているので明確化は難しいと思いますが、手軽にできる(ルールは意外と細かいし上記の通り見落としやすい部分が多いですが)珍しいテーマなので、版権の問題などをクリアーして改訂版が出てくれると嬉しいのですけどね。

その時はマップの平地は白(緑じゃなくて)、山地は濃茶(濃い紫じゃなくて)とか直感的に理解できる色に修正して欲しいところです。そもそもルールブックの説明と色が違うってねえ。あと、留萌の港湾マークも忘れずにね。

最後に追加マーカー。