曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

Vixen A80mf再評価

 梅雨の晴れ間というか曇り空ですが、何とか月、木星土星と明るい星なら見られる状態だったので、久しぶりにA80mfを出して観測。

うへぇ、こいつこんなにくっきりと木星の縞が見られる性能だったのかと驚きました。
同様に土星もくっきり。ちょっと気持ち悪いくらいにくっきり。
雨上がりの空の浮遊物の無い状態?がいいのかどうか私には分かりませんが、今まで見た中で最高の見え方でした。
これが、先輩諸兄がおっしゃる屈折望遠鏡のくっきり感って奴ですか?

 実は、先日から、稼働率が零に近いA80mfと狭いベランダでの観望だと西側の空を見るのが辛いニュートンのBKP130を合わせて下取りに出して、SE120でも買おうかと悩み続けていたんですよね。
あと、実家の母が望遠鏡一式くらいなら置いておいても良いって言ってくれたのでそれ様に用意するかってのも含めて一式更新も、とはいえ、年10数回程度の稼働率の趣味にそんなに金を出したくないってのが正直な気持ち。
と、その前に、A80mfを使う場合に長さの為に使い辛いってのを解決できないかという、今更な検討も再開。
で、最初、ハーフピラーやアイベルのPOLTA延長筒(PORTAの誤記じゃありません)で高さを稼ごうと思ったのですが、これは剛性や価格が割に合わないと、まず、ポルタのアクセサリートレーと一緒になっている三脚の固定を無視して必要な分脚を伸ばすことに、これだと安定性に問題が出るかと思ったのですが、実際に使ってみると手すり側と部屋のベランダ側の窓下に置いているブロックと出入り口の段差が上手い具合に引っかかってくれて勝手に足が開いたりする感じも無く使えました。
これは、最終的にKYOEIのビクセン三脚用クイックリリースで補強すればいいと思っています。
 これで、観測体制の見直しが終わったわけじゃなくて、出来ればもう少し口径の大きいものが欲しいとは思いますが、正直街中のベランダ観望じゃどこまで楽しめるのか、楽しめるようにできるのか自信がありません。
とはいえ、今日みたいに綺麗に見えた時の感動ってのはかけがえの無いものですからねえ。

まあ、最後に屈折望遠鏡って凄く良いですね。という事でまとめとします(おい、こら、待て