曲がりシッポの別館

冴えないおやじのだらだらブログ

S&T #312 Alesiaを対戦プレーしました

 今日、西宮のカブト会で表題のゲームをプレーしてきました。

これは、紀元前52年のローマ軍のカエサルによるガリア(今のフランス)征服のクライマックスといえるアレシアの戦いをテーマとしたウォーゲームです。

実は、サマリーを途中まで作ったのですが、時間切れで現地でソロプレーをしてルール確認をするかと準備していたところ、お声がかかってのまさかの対戦と相成りました。

しかし、双方ルールは一度読んでいてもプレーしたことが無い状態で、ルール確認をしながらのプレーで、色々とミスを繰り返しながらとなりました。

 ローマ軍を私が受け持つ形で、まずガリア軍の攻撃です。

ガリア軍最初のコマンドマーカーの引きは、いきなりのモラルチェック!

壊滅したユニットが存在しない状態なので、当然成功!

ガリアユニットが活性化して、移動可能となります。

いきなりのチャンスに大慌てで、救助軍とアレシア守備隊がローマ軍に襲い掛かります。

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ローマ軍側もゲーム中1度しか使えない総攻撃マーカーをチット引きのカップに入れているか隠すために、先日のタブレットスタンドを使用。

ガリア軍救助軍の場合は、盤外移動の隠匿のためにも使っています。

本日の会場は和室。足腰が悪いので、いつもなら参加しないのですが、久しぶり&年内最後の会という事で頑張って参加しました。

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対して、ローマ軍のコマンドマーカーは、最高の3を引き当てます。

そして、第2ターン。

ガリア軍は、なんとなんと、再度のモラルチェックマーカー!

3個振ったダイスの目は17ということで、モラルブレーク値の5を軽く上回って、再度の全ユニット活性化!

開始早々から、クライマックス、全力全開ですよ(汗

アレシアからガリア全軍が出撃!救援軍も全軍出撃の図(隠匿されていたので、ゲーム終了後に聞きました)。

但し、この時のウェルキンゲトリクスの出撃は悪手となります・・・

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ローマ軍、今回も3のマーカーを取得で、応戦する。

第3ターン、ガリア軍は2の救援軍マーカーを引き当て、2箇所でローマ軍土塁に突破口を穿ちます。

ローマ軍、今回は2のマーカー。ここで、モラルチェックが来たら、100%チェック失敗で、何のプレーもせず、次ターンのガリア軍の攻撃となって、勝敗の行方はガリア軍に傾いたかもしれない状況だったので、引いた瞬間、安堵の声を上げました。

さて、失敗続きだった射撃もウェルキンゲトリクスのいるスタックに対し成功し、続く白兵戦でついにウェルキンゲトリクスの除去に成功します。

ここで、ローマ軍サドンデス勝利の条件が整いローマ軍の勝利と史実どおりの結果となりました(史実では、ウェルキンゲトリクスは投降して捕虜となり後に処刑されます)。

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思い返すと、ゲーム中、気がついたミス以外にもルールの適用をミスっているところがありましたし、今回は、コマンド・マーカーの出が極端だったので、通常のゲーム展開とは違うんでしょうけど、こういう展開もあるし、それも面白かったから良しということで双方満足出来たようでした。

 そんなこんなで、今年、AHシーザー(同テーマの傑作)のインストをして下さった、BOWさんから次回のミドルアース大阪での対戦の申し込みが来ちゃいました。

しかし、このゲームを見て、ウェルキンゲトリクスのユニットどれ?という人の多いこと。

所有している私がウェルキンなんちゃらとか言っているのに、皆、「ガリア戦記」を読んでいるのか? って、頭の良い子の世界に迷い込んじゃった感が凄かったですw

 さて、最後に、3箇所ルールのエラータ(私が気づいた分なので、当然非公式)。

P4 3.2.2 ガリア軍ユニット1個につき > ガリア軍ガエサタエユニット1個につき

P7 図 例:ヘクス1725から1726へ移動する > ヘクス1725から1726を経て1626へ移動する

P10 11.6 二行目 力を持つユニットに対し > 力を持つユニットを含むヘクスに対し(11/25追加)

 退却を無効にするのは、堡塁だけになっているけど、ローマ軍キャンプも含むべきじゃないのかって疑問も残りました。

もう少しルールを確認して、再度の対戦後にでも質問事項があれば小さなウォーゲーム屋さんに質問を送ろうかと思っています。

 さて、アレシアが終わった後は、残った皆さんと4人で「傭兵隊長(アークライト)」をプレー。

前回以来のプレーでルールを忘れていましたが、最後、10戦力の傭兵カードと寝返りカードのコンボで3個目の連続するエリアを支配して勝利しました。

これに、ほぼ特殊カードだけの状態で2度パスをしてからの三度目の正直で、皆が気を抜いている空きに一気に勝ち抜けてしまいました。

前回、2個エリア支配の状態で2度負けていましたので、非常に嬉しかったです。